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渋谷のんべえ横丁ではしご酒

2025-05-09

JRハチ公口を降りてすぐ、宮下パーク前の渋谷のんべえ横丁。
赤提灯が灯るこの路地には、昭和の空気感を残した名店が揃う。
仕事帰りに一人ではしご酒をしてきました。

鳥福

鳥福

1軒目は鳥福を訪問。

創業90年の老舗の焼き鳥屋さんです。
三代目の大将が、丁寧で柔らかな接客で迎えてくれました。
元総理大臣の安倍晋三さんもひそかに訪れていたお店。人気店なので予約しないと「満席ごめん」になる確率が高いですが、この日はラッキーなことに飛び入りで入れました。

1階のカウンター席に着席。 店内は4畳半くらいのスペースで、決して広くはない。 座席はカウンター席が6席ほど。

仕事帰りでお腹が空いていたので、焼き鳥を5本お任せで焼いてもらう。

美味しすぎる...!

日本三大美味鶏のひとつ、比内地鶏は驚くほどジューシーで、一本あたりの満足度が高い。最初の2〜3本でもうかなりお腹が満たされました。 お酒は日本酒を頼んで、ゆるりと食事。 途中から続々とお客さんが入ってきて、あっという間に満席に。

食事の〆に鶏ガラスープを出してくれる。 ほっと温まってお会計。

焼き鳥5本+日本酒少々で、7,000円ほど。

1時間ほど滞在して、満腹になってお店を後にしました。

和(なごみ)

和

2軒目は、鳥福の向かいにある「和」へ。

こちらのお店もカウンター6席ほどの小さな小料理店。

焼き鳥で満腹になっていたので、お酒メインで、店主のお母さんとお話ししながら小休憩。

このお店はご夫婦でローテーションを組んで営業しているそうです。

老舗のお店が並ぶ中、「和」はここ数年でのんべえ横丁に開店した新しいお店。

最近のインバウンドの流れは、渋谷のんべえ横丁にもきていて、外国人観光客が多い。 メニューが英語併記なのもあるかもしれません。

この日はアメリカ人カップルと、日本に赴任しているイギリス人サラリーマン1人と、謎の国際交流になりました。 たどたどしい英語でお話をさせてもらい、楽しい時間を過ごしました。 アメリカ人カップルは京都を回って、最後に東京を観光しており、翌日帰国するとのこと。 最後の日本の夜を渋谷のんべえ横丁で過ごすとは、なかなか渋い。

お酒が切れたところでお会計。

鶏皮ポン酢+日本酒で2,000円。

まぐろ処

まぐろ処

飲み納めは、大好きな店主・のりおさんに会いに「まぐろ処」へ。

このお店もカウンター5席。時間も21時を回った頃で賑わっていましたが、最後の1席が空いていてラッキーでした。

このお店は戦後間もない頃から、渋谷で屋台や食堂のような形態で始まり、のんべえ横丁ができてからはその一角として営業するようになったそう。 店主ののりおさんは2代目で、サラリーマンだったらちょうど現役引退くらいの世代。 毎朝築地まで行き、旬の魚を見つけたら仕入れているとのこと。

3軒目なので食事はつまみ程度に、ブロッコリーとまぐろの盛り合わせをいただきました。 お酒は日本酒を2合注文し、店主と乾杯。

先客の方たちも、久しぶりに店主に会いに来た常連さんだったようです。 営業の上司・部下で高額案件の成約祝いに来ていた方や、クラフトビールの製造会社を営んでいる方たちが来店していて、店主を中心に皆で楽しく時間を過ごしました。

筆者は、店主ののりおさんとは2回目の訪問時に恐れ多くも連絡先を交換させていただき、訪問時にご連絡しています。 LINEのプロフィールアイコンが、謎に可愛いアニメキャラなのは、娘さんが設定してくれたらしい(笑)

娘さんも店主の血を引いてお酒が大好きで、たまにお店を手伝いに来て、お客さん席でお酒を飲んでいることもあるそう。

2時間ほど滞在してお会計。

日本酒6合+料理2点で5,000円弱(飲みすぎた)。

まとめ

渋谷のんべえ横丁は、古き良き日本の飲み屋文化が残る特別なエリア。

個人経営のお店で、人の温かさと食の魅力を味わえるこの路地裏で、一人飲みの醍醐味を存分に楽しめた夜でした。

次のよりみちは、どこへ行こうかな〜。

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